アート

ポーラ美術館おすすめ印象派コレクション5選

ポーラ美術館には約400点もの西洋絵画が展示されています。
そんな中から見どころたっぷりのコレクションを5つご紹介します。

この記事では

ポーラ美術館の中で最も有名な絵画についての知識がつく

ポーラ美術館で何をみようか迷ったとき参考になる

ポーラ美術館とは

ポーラ美術館は神奈川県箱根の静かな森の奥に建てられた美術館です。

印象派絵画のコレクションとしては日本最大級ともいわれています。

東京からだと日帰りで訪れることも可能ですよ。

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ポーラ美術館を周辺を訪れる方は
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クロード・モネ
「睡蓮の池」

モネが生涯描き続けた作品の連作の一つ

日本の浮世絵に影響を受けた作品

モネといえば日本でもお馴染みの印象派画家の1人ですね。

モネは晩年ジヴェルニーに自宅を移し、亡くなるまでの間
連作「睡蓮」を書き続けていました。

本作はその中の1つで、池にかかる橋と睡蓮の様子を見事な光の表現で描いています。

池にかかっている橋は日本にある亀戸天神の太鼓橋と言われており

いかにモネが日本の浮世絵の影響を受けていたのかが伝わってきますね。

また本作では2つの視点から見て描かれたとされています。

池の水面は少し奥行きがあるのに対し、橋は真正面から見えていることから

正面から見た時と、少し上から見た時の視点が合わさっているのが分かりますね。

モネは印象派の作品においても従来の三次元的な構造を意識していたのかもしれません。

ピエール・オーギュスト・ルノワール
「レースの帽子の少女」

ルノワールが重視した、若くて健康な女性の肉体の輝きが伝わってくる作品

衣装の質感を忠実に再現している

私の好きな絵画は、風景ならばその中を散歩したくなるような絵、裸婦ならばその胸や腰を愛撫したくなるような絵だ。

ピエール・オーギュスト・ルノワール

ルノワールは当初、他の印象派画家と同様に戸外の光の明るさを表現した作品を多く描いていました。

しかし本来は人物や、若くて健康な女性の肉体の輝きに魅力を感じていたため、印象派特有の感覚的な描写に物足りなさを感じていたようです。

1890年以降女性の健康的な肉体を描き出すようになり
本作もその時期に書かれた作品でどこかうつろ気な少女を描いています。

ルノワールはモデルの衣装の提供を自らなど行うなど
ファッションに対してこだわりを持っていました。

本作でもレースの帽子のタッチとドレスのタッチを使い分けるなど
表現方法や質感にもこだわりがあることが判りますね。

ポール・セザンヌ
「プロヴァンスの風景」

ポール・セザンヌ 《プロヴァンスの風景》
Copyright © Pola Museum of Art. All Rights Reserved.

自らが見た世界を鮮やかな色彩で表現した作品

のちのキュビズムの基盤ともなる技法を用いている

セザンヌは、ゴーギャン、ゴッホともに3大後期印象派の巨匠と言われています。

他の印象派の瞬間的な一面をとらえた表現方法とは異なり

色彩による堅固な造形な描き方が特徴ですね。
(一瞬の映像ではなく建物の実在感や、空間を強く表すなど)

本作では木々の部分を細長く連ねることによって
木々の立体感と重量感表現しています。
そのせいか正面から見ても右下から見ても立体的に見えますね。

フィンセント・ファン・ゴッホ
「アザミの花」

アザミの花
Copyright © Pola Museum of Art. All Rights Reserved.

ゴッホが自殺する約1ヶ月前に描かれた作品

この作品はゴッホが自殺する一か月前(6/16~17日)ごろに描かれたのではないかと言われています。

当時のゴッホの精神状態が現れているのか、枯れている葉が多く悲壮感だたよう作品ですね。

ゴッホもモネと同様に日本の浮世絵に影響されており
本作でもテーブルのふちや花瓶の線にその特徴が表れています。

ポーラ美術館にも他にもゴッホの作品数点展示されています。

パブロ・ピカソ 
「海辺の母子像」

パブロ・ピカソ 《海辺の母子像》
Copyright © Pola Museum of Art. All Rights Reserved.

ピカソが20歳の時に書いた「青の時代」の作品

2005年の研究結果でこの絵の下にはもう一枚絵があることが判明

日本人にもよく知られた画家ピカソは、時代によって作風はがらりと変わります。
本作はピカソが1901年~1904年まで描いていた「青の時代」の作品ですね。

ピカソがスペインに帰郷していた頃、夜の海岸に母親が幼子を胸に抱いてたたずんでいる様子を描いたとされています。
母親の衣装や佇まいからキリストのマリアを連想しますね。
スペインはキリスト教信者が多いので、ピカソは当時の心境をなぞらせ
神にすがる思いでこの作品を描いたのでしょうか。。。

ピカソは親友の自殺がきっかけで、社会の底辺に生きる人々を題材に絵画を描くようになりました。それが「青の時代」と呼ばれている作品です。
全体的に暗く、あたたかな色彩が使われていない所が特徴ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ポーラ美術館おすすめの印象派絵画を5つご紹介させていただきました。

現在ポーラ美術館ではコレクション企画「ポーラ美術館の名作絵画」を開催しています。(2020年6月)
ご紹介させていただいた作品ももちろん鑑賞可能ですので是非ご覧いただければ幸いです。

ABOUT ME
Tetuo
【いつもひとり】 25歳で初海外一人旅を経験。 日本とは異なる文化、人柄に触れ海外の魅力を知る。 その後ベトナム、カンボジアへ渡航し、さらに旅行計画をたてていたがコロナの影響でとん挫。 普段はIT会社に勤めるサラリーマン 読みやすく、包み隠さず、おもしろくをモットーにしている。